ウェディングプランナーから司会者へ転身するきっかけは?
想いを私たちのフィルターで伝えたい
ウェディングプランナーとして10年以上結婚式に携わり、新郎新婦さんの気持ちを一番側で伺ってきました。
その愛おしい大切な想いを「私たちのフィルターでゲストへ伝えたい」
その気持ちからプランナーが司会をするということが始まりました。
人前で話すことを得意としない私が、結婚式という大事な場面で
進行をしながら、時には予想外の出来事に対応できるのか不安だらけでしたが、
今ではマイクを持つと人が変わる気さえします。笑
司会へのこだわりは?
「聴くこと」と「楽しむこと」
滞りなく進行を司どる人=司会者ではなく
新郎新婦からの想い、新郎新婦への想いを「伝える人」でありたいと
思っております。
まずは「聴く」こと。
お2人へのインタビューはもちろん、ご家族や友人など、2人の人生に
深く関わっている方から根掘り葉掘りあちらからもこちらからも話を
伺い、2人の世界に入り込むことを大切にしています。
入り込みすぎて、「新郎新婦さんが憑依しているみたい」と
揶揄されることもあります!笑
そして当日は「一緒に楽しむ」こと。
その場の空気や雰囲気をゲストとともに共有し、
一緒に楽しみ、一緒に笑い、時には一緒に泣いて・・・
それから「想い」を伝えることをします。
プランナーをする上で「感情移入しすぎる」ことが
弱点に感じていたこともありましたが
司会する上では強みに変わったかなと思っています。
これから結婚式を迎える新郎新婦さんへメッセージ
招待状やお手紙を送るとき、まずは時候の挨拶で始まります。
同じ季節を生きるもの同士が、心を揃え、整えてから会話をする。
私の中にもそんな心得があります。
お2人に代わり、親御様に代わり、この日にしか伝えられない想いを携え
代表をしてマイクを持たせて頂いております。
まずは「聴いて知ること」から始めさせてください。
ご自身の人生を振り返り、ご自身の言葉で、人生をともにすると決めたお相手のこと、
家族のこと、友人のこと、お世話になった方のこと・・を教えてください。
そこにかける時間が多ければ多いほど、結婚式という1日は忘れ難い時間になります。